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髪の専門家が語る、髪の毛のお役立ち情報
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髪の毛に関わる製品でもよく見かける「イオン」について、ちょっと調べてみました。

髪の毛にまつわる話や製品で、よく見聞きする言葉に「イオン」があります。

例えば、シャンプー剤で使われるアニオン界面活性剤のアニオンは「陰イオン」のことです。同じようにコンディショナーやトリートメントで使われるカチオンは「陽イオン」。

ドライヤーには一時期よく「マイナスイオン」という言葉が使われていましたし、ヘアマネキュアが染まる原理は「イオン結合」です。

このように「イオン」という言葉は、昔から様々な物や所で見たり聞いたりするのですが、そもそもイオンとは何でしょう?

今回は髪の毛にも関わりが深い「イオン」についてのお話です。

イオンとは

イオンとは、ひとことで言えば「正または負の電気をもつ原子または原子団*1」のことです。専門的に言えば電子の過剰あるいは欠損により電荷を帯びた原子または原子団のことを言うそうです。

参考リンク:イオン - Wikipedia

電気分解*2で陽極や陰極に引かれて動くことから。ギリシャ語の ion(移動)の名が付けられました。

このイオンを理解するには、原子電子といったものがキーワードとなります。

原子と電子

原子とは「それ以上は分解できない、ごく小さなもの」というものです。あらゆる物質は全てこの原子の組み合わせで出来ていると言われています。

例えば、水は化学式*3でH2Oと書きますが、H は水素を表す記号で、Oは酸素を表す記号です。つまり、水は水素と酸素からできているのです。

この原子は構造として、中心に正の電気を帯びた原子核と、その周りに負の電気を帯びた電子があるという構造になっています。

この電子の数は、原子核の中にあるプラスの電気を帯びた粒子(陽子)の数と同じ数だけあります。先ほどの水素なら電子の数は1個、酸素ならば電子の数は8個です。

参照リンク:原子番号 - Wikipedia

イオン化

通常ならば、この原子核のプラスの電気と電子のマイナスの数とは同じです。

ですが、原子の種類によっては、この電子を失いやすいものや、受けとりやすいものがあるのです。

この電子の移動により原子が、正や負といった電気的性質を持つようになるのです。これが電荷または荷電、もしくはイオン化と呼ばれる現象です。

原子が電子を失うと、原子は電子が一つ減ります。その結果、原子は正の電気をもちます。これが「陽イオン(カチオン)」です。

逆に原子が電子を受け取ると、原子は電子が一つ多くなります。その結果、原子は負の電気をもちます。これが「陰イオン(アニオン)」です。

このような現象で正や負といった電気の性質をもった原子や原子団のことをイオンと呼びます。

イオンは電気的な特徴をもちますので正の特徴を持つ陽イオンと、負の特徴をもつ陰イオンとは、条件によっては結合します。それを利用したのが、ヘアマニキュアの染色で使われる「イオン結合」です。

イオンは髪に関したことだけでなく、実際は生活のいろんな所で耳にします。

中にはいかにもアヤシイものにも「イオン」という言葉は使われますので、ちゃんと理解して見定めたいところです。

しかし、「マイナスイオン」ブームは何だったんでしょうね?(笑)

参照リンク:マイナスイオン - Wikipedia

以上、イオンについてのお話しでした。

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*1:化合物の分子内にある原子の集団。「基」とも言う。(参照リンク:基 - Wikipedia

*2:参照リンク:電気分解 - Wikipedia

*3:物質を元素(原子)の記号と数字で表したもの。