このサイトのロゴアイコン メニューボタンのデザイン用ライン はてなブックマークのロゴアイコン フェイスブックのロゴアイコン ツイッターのロゴアイコン はてなブログのロゴアイコン メニュー用アイコン 1 メニュー用アイコン 2 メニュー用アイコン 3 メニュー用アイコン 4 メニュー用アイコン 5 メニュー用アイコン 6 「目次へ」リンクのアイコン
髪の専門家が語る、髪の毛のお役立ち情報
広告

メデュラ(毛髄質)の構造や機能・役割まとめ。髪の中心にあり、役割がまだよく分かっていない組織です。

今回はメデュラの話なのですが、コルテックスの話と同様、この部分はヘアケアといったことに直接関係しない組織です。

しかもメデュラに関してはさらに言えば、この組織自体がいまいち何のためにあるのか、よく分かっていないのです。

なので、特に気にしなくてもよい部分かもしれませんが、髪の専門サイトとしては是非とも書いておいきたい組織です。

という訳で、今回はメデュラについてのお話しです

、全文を大幅修正)

この記事の目次

メデュラ(毛髄質)の構造などについてのまとめ

髪の毛の中心部分にありキューティクルやコルテックスとは違う構造をした組織を「メデュラ」と言います。

日本語では「毛髄質」など呼ぶこともあり、また「メジュラ」などと少し違うニュアンスで呼ばれている場合もあります。英語での綴は「medulla」。

「medulla」を訳すると正確には「髄質」という意味になります。髄質とは、ある器官で内層と外層とで構造や機能が違う場合、その内層の組織を指すこ言葉です。副腎髄質という風に使われています。

個人的な肌感覚ですが、今は「メデュラ」と呼ばれることが多いように感じます。なので当サイトでも、この部分のことを「メデュラ」という呼び方で統一します。

それでは、メデュラについてまとめたことを以下に書いていきます。

目次へ

髪の毛の中心部にある

鉛筆の芯や海苔巻きの具のように、髪の毛の中心部にあります。

ちなみに髪の毛の中でメデュラが占める割合は、髪の毛全体の0〜3%ほどです。

目次へ

髪の毛によってあったりなかったりする

メデュラは髪によって、とぎれとぎれで切れていたり、メデュラ自体がなかったりします。

色が濃くて太い髪*1にはメデュラの存在が確認される確率がかなり高いのですが、細い髪になれば確認することが難しくなり、確認できないものもあります。

また「新生児の毛」や「うぶ毛」などでは、メデュラはほぼ確認できない、または無いと言われています。

目次へ

スポンジ状の多孔構造の場合がある

メデュラは、個々の細胞(非ケラチンタンパク)が髪の伸びる方向(縦)に、積み重なった状態になって存在しているそうです。

この細胞は、熱やパーマ・ヘアカラーなど何らかの刺激を受けると、ハチの巣やスポンジのようにたくさんの空洞を含んでいる構造(多孔構造)の細胞になる、ということが言われています。

また、最初からこのような構造のメデュラもあると言われています。

目次へ

髪の光沢に影響を与えることがある

メデュラが多孔構造の場合、空洞が多数ある構造上、光を四方八方に散乱して反射しまいます。

それにより髪の光の反射、つまり髪の光沢や輝きに影響を与えてしまいます。

目次へ

空洞があるメデュラには断熱機能があるらしい

メデュラに空洞があると、空気がある構造上、体温の保存といった断熱効果があると考えられています。

現にシカやウサギの冬毛などは多孔構造のメデュラの割合が多く、冬場の冷気による体温の低下を防ぐ役割があると言われています。

目次へ

色素がふくまれている場合もある

メデュラには、髪の毛の色素(メラニン顆粒)がふくまれている場合があるそうです。

目次へ

金属が他の部分より多くある

髪の毛は金属と結合しやすい特徴があります。これには有害物質や重金属といったものもあります。

これらの金属系の成分は、メデュラがある髪の場合、ヘアカラーなどが施されてない限りメデュラに多くの割合で金属成分が分布されていることが確認されています。

ただし髪の場合、金属成分が結合しやすい分、体外にある外部の金属成分も吸着しやすいそうです。

なので、確認された金属が、体内の金属が髪に含まれたものなのか、外部にあった金属が髪の毛に吸着したものか、その判断は非常に難しいそうです。

目次へ

これぐらいのことが、現在メデュラで分かっていることです。

実は、メデュラに限らず髪の毛のことは、まだまだ分かっていないことが沢山あります。

ですが、科学技術の発展で、昔は分からなかったことがいろいろ分かってきています。

これかも新しい発見が増えていくことでしょう。とても楽しみですね。

広告

*1:特に日本人を含むアジア系人種の髪の毛は白人の髪の毛の約1.5倍ほどの太さの違いがあり、私たち東アジア系の毛髪は、世界でも最も太い種類になります。